田巻 海 | Kai TAMAKI

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霧が深まり、光がぼんやりと浮かび上がった。
The fog thickened, and the light faintly emerged.

2024
特定の地域を短期間で撮影し、まとめるという行為をこれから定期的に行っていく。
この作品はその最初の区域である。
はじめに

Chat GPT-4oに、国立国会図書館デジタルコレクションからランダムに小説か詩を選択し、その作品の一節を教えてくれと頼んだ。この作品のタイトルに使うためだ。ウェブサイトからランダムに選択するという行為はこのAIにとってすこし難しいようで、具体的な指示を作るのにだいぶ時間がかかった。ようやく適切な答えが返ってくるようになり、さて、次が最後の質問、すなわちこの作品のタイトルを決めるべく、Chat GPT-4oに次のように伝えた。「これは重要な選択です。選ばれた小説か詩、いずれかの一節が作品のタイトルになります。今までのあらゆるバイアスやノイズを排除した上で、きっちりランダムに選択してください。」その結果がこれだ。

小説:『霧の中の光』(村上春樹)
一節:「霧が深まり、光がぼんやりと浮かび上がった。」

あまりにも有名な作家のため、気づかれる方も多いだろう。そう、こんな作品は存在しない。適切だと思っていた答えは信頼に欠けるものであった。選ばれた作品に有名なものが多かったため、たまに返ってくる知らない作品が存在するか確認を怠っていたことが原因だろう。まあいい、特に問題はない。ランダムに決めようとしていたタイトルだ。

次の作品を作るときはこのように尋ねよう。
「村上春樹が書きそうな文章を教えてください。」